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年末一斉摘発、関東で風俗違法営業16件――警察が師走の特別取締り

警察当局は年末の特別警戒期間に合わせ、関東1都6県で性風俗関連営業への一斉取締りを実施した。12月下旬に実施された一斉捜索では、違法営業16件が確認され、経営者ら21人が逮捕・書類送検された。コロナ禍でも年末需要を見込んだ違法業者の活動が活発化していたとみられる。

年末一斉摘発、関東で風俗違法営業16件――警察が師走の特別取締り

年末一斉取締りの実施

警察庁の指示のもと、関東管区警察局は2020年12月21〜25日の5日間、1都6県において性風俗関連営業への特別一斉取締りを実施した。期間中、合計16件の違法営業が確認され、経営者や従業員ら計21人が風俗営業法違反売春防止法違反などの容疑で逮捕・書類送検された。

摘発の内訳

摘発された16件の違反内訳は以下の通り。 - 無届・無許可営業:7件 - 深夜営業規制違反:4件 - 未成年使用:2件 - 管理売春:2件 - その他条例違反:1件

無許可営業の7件中5件はいわゆる「裏オプション」提供店舗(表向きはリラクゼーションや整体を装い、実態は性的サービスを提供)で、摘発の難しさが浮き彫りとなった。

コロナ禍の特殊事情

2020年はコロナ禍で業界全体の売上が落ちた一方、悪質な無許可業者が生き残りを図るため違法なサービスの提供に踏み込むケースが増加したと当局は分析している。

特に「完全個室」「秘密厳守」などを売りにしたSNS集客型の無許可店舗が増え、摘発が難しくなっているという。こうした店舗はウェブサイトを持たず、DM(ダイレクトメッセージ)のみで集客するため、従来のオンラインパトロールでは把握しにくい。

2020年の風俗犯罪総括

2020年は新型コロナという未曾有の状況の中で、風俗業界全体が大きな変動を経験した。合法業者は休業要請や感染対策コストに苦しむ一方、一部の悪質業者はコロナ禍の混乱を好機ととらえて違法営業を拡大させた。

来年以降も、コロナ状況の推移とあわせた業界動向の監視と、悪質業者への厳正な対応が続けられる見通しだ。


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