判決の概要
東京地裁は2025年11月12日、違法スカウトグループ「ナチュラル」の幹部・実行役ら3人に対し有罪判決を言い渡した。幹部の男(38)には懲役3年6か月(実刑)、実行役2人には懲役1年〜2年(一部執行猶予)がそれぞれ言い渡された。
裁判長は「組織的かつ継続的に女性を性風俗店に紹介し、金銭的利益を得ていた。被害を受けた女性の自由と尊厳を著しく害した」と断じた。
ナチュラルの残された公判
グループのリーダー・小畑寛昭被告の公判は、起訴から約1年が経過した2026年5月に初公判が開かれる予定とされた。今回の幹部3人への有罪判決は、小畑被告の公判における「組織的犯行の認定」に影響するとみられる。
違法スカウトへの司法の姿勢
近年、違法スカウトへの判決は厳しくなる傾向にある。組織のリーダーが単独の実行役より重い量刑を受けるケースが増えており、組織的犯罪への「首謀者責任」を問う司法の姿勢が明確になってきた。
本記事は公開情報および裁判記録をもとに構成しています。