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未成年売春事件で組織幹部に懲役10年 「被害者の人生を根底から破壊した」

未成年者を含む複数の女性を管理売春させたとして売春防止法違反などに問われた組織幹部に、東京地裁は懲役10年の厳しい実刑判決を言い渡した。裁判長は「被害者の人生を根底から破壊した」と断じ、近年の同種事案で最も重い量刑の一つとなった。

未成年売春事件で組織幹部に懲役10年 「被害者の人生を根底から破壊した」

判決の内容

東京地裁は2024年8月14日、売春防止法違反(管理売春)・児童買春・ポルノ禁止法違反人身売買罪に問われた組織幹部・黒田浩(47)に対し、懲役10年罰金500万円の実刑判決を言い渡した。

裁判長は「被告は被害者の経済的困窮と精神的脆弱性を利用し、逃げられない状況を作り出して性的に搾取した。特に未成年被害者への行為は悪質極まりない。被害者の人生を根底から破壊した」と厳しく断じた。

事件の概要

被告は2021〜2023年の約2年間、10代後半〜20代前半の女性12人を組織的に管理。うち4人が入店時に18歳未満だった。被害者には生活保護受給者・家庭問題を抱える若者が多く含まれており、被告はこうした脆弱性を意図的に利用していた。

判決の影響

懲役10年は売春防止法違反単体としては異例の重さで、人身売買罪との複合適用が量刑を押し上げた。支援団体は「この判決が性的搾取への司法の厳しい姿勢を示す先例となることを期待する」と評価した。


本記事は公開情報および裁判記録をもとに構成しています。