店名がそのままメニュー表になっている店
五反田発 痴漢電車or全裸入室 は、名前を読んだ瞬間に何をする店か分かる。五反田から出発する派遣型のイメクラで、選べるシチュエーションは店名どおり「痴漢電車コース」と「全裸入室コース」の二本立て。裏メニューとして、女性側から仕掛けてくる「逆痴漢コース」と、複数の女性を相手にする「女性専用車両コース」もあると案内されている。
店舗紹介のコピーは、とにかく感嘆符と伏せ字が多い。「驚異のリピート率98.55%!?」「玄関開けたら痴漢or即プレイ!?」「完全発射回数無制限」。語尾に「!?」を付けている時点で、店側も半分は煽りだと自覚している書き方だ。20年この業界を見てきた感覚で言えば、リピート率を小数点第二位まで出す店は、数字そのものより「数字を出す姿勢」を見せたいことが多い。検証しようがないので、これは記号として脇に置く。
俺が確かめたかったのは一点だけだ。「会話も気遣いも不要、即プレイ」という設計は、客にとって本当に楽なのか、それとも気まずさを別の形に置き換えているだけなのか。
Q&Aを読むと、流れは意外に手順的
即プレイ系の店は、客の頭の中で「ドアを開けた瞬間に始まる」と膨らみがちだ。だがこの店のQ&Aを読むと、実際の段取りはかなり整理されている。
- 女性が到着したら、客はまずシャワーを浴びる
- シャワーから出たらアイマスクを着ける
- その間に女性が「つり革を握った状態」あるいは「コート一枚の状態」でスタンバイ
- アイマスクを外した瞬間からシチュエーションが始まる
痴漢電車コースでは、プレイ中に電車の走行音や車内アナウンス風の音声が流れる。希望すれば無音にもできるという。そして予約時に、入室のスタイルや女性の反応の仕方といった簡単な要望をアンケート形式で聞かれる。グループ内でもこのアンケートをやっているのは当店だけ、とわざわざ書いてある。
料金は「早割」を前提に組み立てる
料金表そのものは画像掲載なので、テキストで読み取れた範囲だけ整理しておく。
| コース | 早割(10:00〜12:00開始) | 通常(公式Q&A等の記載) |
|---|---|---|
| 60分 | 14,000円 | 16,000円 |
| 70分 | 16,500円 | — |
| 80分 | 19,000円 | 21,000円 |
| 100分 | 24,000円 | 26,000円 |
| 120分 | 29,000円 | — |
店舗紹介には「40分11,000円から」という表記もある。指名料とホテル代は別途で、クーポンの条件欄には「ご指名の場合+1,000円」とある。早割の特設料金は「五反田駅周辺のホテル利用の場合に限る」と注記されているので、自宅や遠方ホテルで使うなら通常料金ベースで考えたほうがいい。派遣エリアは東京23区が基本で、五反田エリアなら交通費は無料、離れるほど交通費と最低利用時間が設定される仕組みだ。
割引は新規割1,000円、早割2,000円、Web予約割500円、体験入店の女性限定の2,000円引き、そして口コミ投稿で次回+10分の「口コミ割」。この中で他の割引と併用できるのは口コミ割だけだ。つまり実質的な最安ルートは「午前中開始の早割+口コミ割」になる。
俺は平日の11時開始で、早割の80分を選んだ。80分を選んだ理由ははっきりしていて、店の説明では80分以上で大人のおもちゃ2点(バイブ・ローター)が無料になり、キャストがプロフィールに得意と書いているプレイも追加料金なしで対応範囲に入る。100分以上になると電マも含めて全部が無料、事前予約ならウーマナイザーに差し替えもできるという。60分はシチュエーションの「入口」で終わる気がしたので、中間の80分にした。
電話受付:アンケートは思ったより実務的
電話は9時半から受け付けている。「早割で80分、痴漢電車コース、フリーで」と伝えると、受付の男性はまずホテルの場所を確認し、次に例のアンケートに入った。
聞かれたのは三つだけだった。電車の音はありかなしか。女性には最初から受け入れる感じがいいか、最初は戸惑う感じがいいか。制服やパンストなど衣装の希望はあるか。どれも「はい/いいえ」で答えられる形で、こちらが妄想を言語化しなくて済むように質問が作られている。ここは素直に感心した。
当日:「会話不要」の本当の意味
五反田駅の東口側、目黒川沿いのホテルで待機した。到着した女性は玄関先で名乗って、料金を受け取り、「先にシャワーどうぞ。出たらアイマスクしてくださいね」と一言。ここまで一分もかからない。愛想が悪いわけではなく、段取りを知っている人の手際だった。
シャワーから出て、ベッドの上に置かれたアイマスクを着ける。数十秒後、スピーカーから電車の走行音とアナウンス風の音声が流れ出し、「どうぞ」と声がかかる。マスクを外すと、部屋の真ん中で彼女が吊り革を握っていた。吊り革は持参の器具で、ちゃんと上から吊られている。安っぽいと言えば安っぽいのだが、音が付くと妙に空間が成立するから不思議だ。
プレイの中身は、アンケートで答えた「最初は戸惑う」路線に沿って進んだ。細かい描写は控えるが、演技の切り替えがきっちりしていて、こちらが一歩踏み込むごとに反応の段階を一つずつ上げてくる。ここで分かったのは、「会話不要」とは、会話を削る代わりに、女性側が一人で場面を進行させるということだった。客は台本を知らなくていい。進行役は向こうだ。
80分のうち、シチュエーションとして濃密だったのは前半の30分ほど。そこから先は普通のヘルスに近い空気になり、ようやく少し雑談も出た。彼女いわく、一回目に痴漢電車で世界観を試し、二回目に全裸入室で「即」の勢いを試す、という回り方をする客もいるそうだ。
気になった点も書いておく
良い点ばかりではない。まず、アイマスクから始まる設計上、女性の顔を最初に確認するのが玄関の一瞬だけになる。パネルとの差が気になるタイプの人は、ここで落ち着かないかもしれない。フリーで入るなら、この点は割り切りが要る。
次に、コピーの過激さと実際の運用には温度差がある。「発射回数無制限」「80分以上で他店有料のプレイが完全無料」といった文言には、店舗紹介の中でもきちんと「女性によっては」という条件が付いている。何ができるかは在籍プロフィールの得意プレイ欄で事前に確認すべきで、看板の文字をそのまま全員に当てはめると期待外れになる。
最後に、早割の「五反田駅周辺のホテル限定」という条件。午前中に自宅で使いたい人は、電話の段階で料金を確認しておいたほうがいい。
まとめ
| 項目 | 評価 | ひとこと |
|---|---|---|
| コンセプトの独自性 | ★★★★★ | 痴漢電車・全裸入室の二択に加え、電車音声まで用意 |
| 受付・アンケート | ★★★★☆ | 選択式で要望が伝えやすい。早割条件の説明はもう一言欲しい |
| 演出の完成度 | ★★★★☆ | アイマスクで「初対面の間」を飛ばす設計が効いている |
| 料金のわかりやすさ | ★★★☆☆ | 料金表が画像のみ。通常料金は電話確認が確実 |
| コスパ | ★★★★☆ | 早割80分19,000円でおもちゃ2点込みは五反田では悪くない |
「シャワータイムカット」という看板は、字義どおりには正しくない。シャワーはある。ただしシャワー前後の気まずい数分を、アイマスクと電車の音で“場面転換”に変えてしまう。この店が売っているのは即プレイそのものより、その段取りのうまさだと感じた。
妄想を言葉にするのが苦手な人、初対面の雑談が面倒な人には相性がいい。逆に、女性の顔を見てから始めたい人は、フリーではなく指名で入ったほうが満足度は上がるだろう。一回目は痴漢電車コースの80分、早割の時間帯で。これがこの店を試す最短ルートだと思う。